鈴木ひじきのチラシ裏

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『Duca LiveAlive one's future 〜Acoustic night〜』に行ってきました!

さて、今回は2017年10月21日に京都・京都FANJで開催されたDucaさんのライブ、
Duca LiveAlive one's future 〜Acoustic night〜』に参加してきたので、
つらつらと感想を書いていこうかなと思います。

 

■イベント情報

Duca LiveAlive one's future 〜Acoustic night〜』

【日付】2017年10月21日(土)
【場所】京都FANJ
【開場・開演】開場 17:30 開演 18:30
【出演】ボーカル:Duca ピアノ:野崎洋一 ギター:福田真一朗

ということでまずはイベント情報を。

場所はAxE x22、そしてつい最近のAxE x23でもお世話になった、京都FANJです。
広めで音も良くて良いハコなんですよねここ。

まさかDucaさんがここでワンマンライブをやるとは思っていませんでしたが…(笑)

記念すべき初京都・初関西ワンマンです。

そして今回はAcoustic nightというタイトルの通り、夜の開催。

秋の夜の京都でDucaさんのアコースティックを聴けるなんて素敵ですよね。

台風接近してましたが、ライブ当日は交通機関の乱れなどは特になく、問題なく来る・帰ることが出来ました。

ライブの次の日、日曜日の夜は台風が直撃し、関西圏の交通機関が大混乱となってしまい、土曜日開催で本当に良かったと思います。

 

■物販

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ライブと言えば物販ですよね。Ducaさんのライブにももちろんあります。
今回は15:30〜17:30まで事前物販実施ということで、先に物販購入を済ませることに。

さて物販の内容ですが、Ducaさんのライブでは、パンフレットを購入すると限定CDがついてきて、ここでしか聴けない曲を手に入れる事ができます。

今回のライブは、今年5月に東京・なかのZEROで開催されたDucaさんの4thライブ、
Duca LiveAlive one's future』のアコースティック版という位置付けらしく、販売するグッズも新規のものではなく、4thライブ『Duca LiveAlive one's future』のものとなっていました。

つまり、4thライブに行っていなくて、パンフレットを手に入れられていない私には最高のチャンスだったというわけです。しかもパンフレットには大好きなMeis Clausonさんとの対談が乗っているというではありませんか!購入確定です(笑)

ということでパンフレットを購入。勿論、パンフレット限定CDも付いてきました。

そしてDucaさんの出しているアルバムたちも販売されていました。
これらは普段はPeak A Soul+(所属事務所)の通販以外では買うことができないアルバムなので、ライブ物販だとその場で手に入るというのは、かなりの魅力です。
しかも、ライブ物販でアルバムを購入すると、なんとDucaさんのサインカードがついてきます。さらに複製モノではない上、イベントごとに1枚1枚手書きでサインカードを書いているので、そこで手に入るサインカードはこの世で1枚のものとなるわけです。

ということで、以前から欲しかった最新の4thアルバム、『ivy tone』も購入。
無事サインカードも貰う事ができました。宝物になりますね。

他にはTシャツ、マフラータオルも販売されており欲しかったのですが、今回は予算の都合で断念。次回のライブでは新しい仕様のものが出ると思いますので、今度は購入しようと思います。

 

■セットリスト

ということで、まずはセットリストを見ていきます。

 『Duca LiveAlive one's future 〜Acoustic night〜』セットリスト

1.しあわせの場所
2.雪の街 キミと
3.また好きになる
4.ナツコイ
5.be confidence
6.ラムネ
7.ツナグミライ
8.たいせつなきみのために、ぼくにできるいちばんのこと
9.夜空
10.君がいない明日
11.終わりのはじまり
12.achromia
13.Still
14.甘い罠
15.コイイロセカイ & beloved story (メドレー)
16.シアワセ定義
17.ボク恋
18.アマオト

▼アンコール
19.観覧車〜あの日と、昨日と今日と明日と〜
20.あした天気になあれ
21.Wishing you

※参考:Ducaさんのツイート(https://twitter.com/Duca_0406/status/921717401393160192) より

 

今回は21曲(メドレーがあるので、正確には22曲)が歌唱・演奏されました。

もちろん全曲、アコースティックアレンジが加えられています。

中身的には4thライブのセットリストをベースに、一部追加したり抜いたりって感じですかね。個人的に好みな曲ばかりで、かなり良いセットリストだったと思います。

 

■ライブ感想

セットリストを確認したところで、次はライブの感想を書いていきます。 

◆1曲目から私を狙い撃ち。そこは『しあわせの場所』の始まり

Ducaさんの歌を聴いたライブはAxE x22が初めてで、さらにその後のtone work's Live Fes.2017でもDucaさんの歌を聴いています。しかし、今回はワンマンかつアコースティックライブ。AxE x22はコラボライブですし、tone work's Live Fes.2017はメーカーライブですので、初・Ducaワンマンライブとなるわけです。

そんな期待の中最初の曲が始まったわけですが…これが『しあわせの場所』で驚き。ちなみに『しあわせの場所』はtone work'sから発売されているPCゲーム、『星織ユメミライ』の雪村透子というキャラクターのEDソング。

tone work's Live Fes.をきっかけに、tone work'sの世界観に魅了されてしまった私には、大好きなtone work's楽曲×大好きなDucaさんの歌をいきなり聴けるというのはとてつもない喜びです。まだtone work's Live Fes.の余韻が抜けないくらいですからね。

最初のイントロはアコースティックでかなりアレンジされていてすぐに気付きませんでしたが、だんだん始まりに近づくにつれ『しあわせの場所』だと分かるともう感動を抑えられませんでした。
愛する2人が一緒に、新しい未来へ歩んで行く。新しい旅立ちに祝福を。
曲と歌詞を聴いていると、二人の強い絆が感じられて、涙が出て来る名曲。

そんなわけで我慢出来ずに1曲目から涙を零してしまいました。ずるい。

1曲目から会場が『しあわせの場所』となったわけです。

いや本当にこういう純愛ソングはホント好物です。
『しあわせの場所』からの『雪の街 キミと』は最高のスタートじゃないでしょうか。
Ducaさんの優しい歌声で紡がれる純愛の世界は素晴らしいものです。

 

◆魅力再発見。聴き慣れた歌も『また好きになる』

 今回は全曲アレンジということで、普段聴いてるあの曲やこの曲も、全然違うものに聴こえます。それぞれの楽曲に加えられたアレンジと演奏は素晴らしいもので、聴き慣れた曲でも新鮮に聴こえます。「この曲はこんな聴かせ方もあるのか」「こういうのもいいなぁ」と、その曲の魅力を再発見することが出来ました。

さらに、今回はアコースティックライブということでシンプルなピアノ・ギターだけの構成かと思っていたのですが、その枠に収まらず、シンセを活用していたり、キック音が入る楽曲があったりで、多彩な表現がされていました。

これには良い意味で裏切られましたね。しっとりとしたアレンジが続くと思っていたので、盛り上げるところはしっかりと盛り上げるのは流石だなぁと思いました。

しっとりとしたアレンジが続くのも勿論良いのですが、多彩な表現があると楽しいですからね。

普段聴いて良く知っている曲でも、知らない部分を『また好きになる』ことの出来るライブだったと思います。

 

◆恐るべき表現力。Ducaさんの本領は『ダーク』にあり?

Ducaさんといえば純愛曲や可愛らしい曲も多数歌唱されていて大好きなのですが、本当に驚いたのは失恋や別れと言ったちょっぴりダークな世界観の曲。

「夜空」の威力が半端じゃない。切ない歌詞、歌声から溢れんばかりの感情。

心を揺さぶってきます。ラスサビの『「アイタイヨ」「ウソツキ」「ダイキライ」そばにいてよ』で死にました。こんなの泣いちゃうよ。

CDより生のほうが感情が伝わってきますね。CDでも感情が伝わってきますが、生だとその比ではないです。アコースティックライブにまさにぴったりな曲だったので、元々期待していましたが、予想を遥かに超える衝撃でした。

しかし生でも歌唱力すごい。これだけ感情込めててもブレないなんてすごいなぁ…

そしてその直後に『君がいない明日』と失恋ソングが続き、感情を揺さぶられっぱなしでした。『君がいない明日』は自分の過去と照らし合わせてかなり共感出来る歌詞だったので、余計にってところがありますね。

別れを迎えた直後、『明日からは君がいない、耐えられないから出会う前の自分に戻りたい、でももう出会う前の自分なんていなくて、戻れないことに気付く。』
そんな曲なのですが、恋愛をして別れに未練がある人なんかは特に、共感できるのではないでしょうか。夜空の後にこんな曲が来たら耐えられないですよ。

Ducaさんの恋愛観というか思いが、ひしひしと伝わってくる時間でした。

PCゲームタイアップだと失恋や別れというテーマは特性上扱いづらいので、ノンタイアップなアルバムオリジナル曲だとこういう曲が聴けるので良いですね。

Ducaさんの魅力はこの暗い部分にもかなりあると思うので、是非聴いて頂きたいです。

 

◆「one's future」ひとつの未来、それぞれの未来。

今回のライブは、4thライブ『Duca LiveAlive one's future』のアコースティック版という位置付け(ちなみに"続き"と取るかどうかは聴き手に任せるそうです)ということもあり、テーマ、伝えたい想いは基本的に同じなのかなと。

今回歌われた、4thライブパンフレット限定CDに収録されている『achromia』はまさにそんなライブのテーマを体現した曲。

Ducaさんの思いが詰まっていて、そしてどんなライブを作り上げたかったかが伝わってくる曲です。

色を失ってしまった世界で、無くしたものを探しに行こう。
自分だけの色を、新しい色を。ひとつの未来を。

『achromia』はこの場で初めて聴きましたが、Ducaさんの想いがひしひしと伝わってくる一曲で本当に印象深かったです。

Ducaさんのワンマンは初参加なわけなんですが、よくあるワンマンとは違い
ライブの進行形態も少し特殊で、曲の合間にMCではなく、
合間にはストーリー仕立ての映像が流れていました。

そしてストーリーに合わせた楽曲が披露され、ライブは進んでいきます。
映像はシンプルですが、そこには力強いメッセージとテーマがありました。

それがまさに『achromia』の世界観であり、『one's future』のテーマなんですよね。

ストーリーに彩られ、披露されるそれぞれの楽曲への感情移入は更に深くなり、
魅力が増していくのを感じました。このスタイル、本当にスゴいです。

これ、Ducaさんのワンマンの大きな魅力じゃないでしょうか。

 

 ◆まだ、生きている

4thアルバム新録曲、『Still』。Meis Clauson×Ducaさんの新録曲です。
私は元々Meis Clauson氏が好きで、この2人の組み合わせも最高に好きでした。

ノンタイアップ曲にはDucaさんの思いが強く出ますが(先程話に上げていた『夜空』とかもそうですよね)、今回もメッセージ性の強い楽曲となってます。

4thアルバムを購入したのでライブ当日なのでStillを聴いたのはこのライブが先なのですが、やっぱりDucaさんの思いが強く出た曲だけあってかなり響きましたね。

日々何となく生きてるだけじゃダメなんだ、力強く生きていくんだと。

Duca×Meisの新境地だと思います。このテーマのライブで歌ってこそだと思いました。

もちろん新境地でも安定のMeisサウンドは会場でもしっかり活かされていましたよ。

 

◆夕焼け空の向こう、輝く星を結んで、描き出す未来模様

まさかこれが来るとは。しかもメドレーで。

『夕焼け空の向こう―』

そう歌声が聴こえ出した瞬間、あまりもの嬉しさに一瞬固まってしまいました。

tone work'sとの出会いのきっかけをくれた曲で、tone work's Live Fes.2017に参加するきっかけにもなった曲で、Meis×Ducaという組み合わせを好きになるきっかけにもなったという、思い入れがめちゃくちゃ深い、『コイイロセカイ』と『beloved story』の2曲。この2曲がなんとアレンジメドレーで披露されたのです。

コイイロセカイとbeloved storyが好きすぎてついに『コイイロセカイ優勝マン』などとTwitterのフォロワーに呼ばれたりしてしまいましたが、まさかここでこれがまた聴けるとは思っていませんでした。tone work's Live Fes.2017で聴けた時点で昇天しそうになっていたので(笑)、もう死ぬかと思いましたよ。

しかもこの2曲、tone work's『銀色、遥か』の名白椛というヒロインのイメージソング(コイイロセカイ)とエンディングソング(beloved story)なんですが、
実はライブ当日の10月21日は、なんという偶然か…この名白椛ちゃんの誕生日でした。

名白椛ちゃんの誕生日に、そのテーマソングを2曲とも生で聴けるなんて、そんな偶然があってよいのでしょうか。聴けたらいいけどアコースティックライブだし難しいのかもなぁ、、と思っていただけに本当にこれは嬉しかったです。

コイイロセカイのサビの最後の歌詞の『みっつ数えて 冒険の日々始めよう』のところで指折りをする動作とか、コイイロセカイからbeloved storyへのスムーズな繋ぎとか(思わず感嘆の息を漏らしてしまいました)、beloved storyの間奏ピアノとか(本当にこの部分が好きなんです)、アレンジされた演奏にDucaさんの素敵な歌声とか、もうすべてが最高としか言いようがなかったです。

これはもう椛にとって最高の誕生日プレゼントになったのではないでしょうか。

しかし「be confidence」「Still」「コイイロセカイ」「beloved story」とMeis×Ducaが4曲も聴けて本当に嬉しい限りです。メドレーだった「コイイロセカイ」「beloved story」がそれぞれフルで聴けたらもっと嬉しかったと思いますが、流石に贅沢ですね(笑)メドレーの繋ぎも良かったので結果的には満足です。

 

◆楽しさ、暖かさ、一体感

Ducaさんのライブはメッセージ性の強いしっかりと組まれたライブですが、
ただ真面目なだけじゃなくて、お茶目な(笑)部分や聴き手への気配りもあり、
聴き手を楽しく、そして”しあわせ”にしてくれるライブだったと感じました。

例えば歌詞を一部変えてみたり(『ボク恋』とか変えてました。あとアンコールの『観覧車〜あの日と、昨日と今日と明日と〜』。「例え今ここにMeisがいないとしても」って歌ってて爆笑しました(笑))、

聴き手の目をしっかりと見つめたり、あと身振り手振りだったり。そういう細かいところも好印象だなぁと。

あとアンコール後のMC。アンコール以前は映像演出のため喋らないので、まぁよく喋る喋る(笑)しかもトークが面白い(笑)。

トークで船漕いでたやついた!って話をしてましたが自分のことかと思ってドキリとしましたよ!めっちゃ後ろにいたんで多分違うと思いますが…

ちなみに私は聴き入るためにたまーに目を瞑ってたりしただけで実際に船を漕いでたわけではないです…(笑)(というか寝るなんて勿体無い…!)

あとは『アマオト』をみんなで合唱だったり、『観覧車〜あの日と、昨日と今日と明日と〜』のタオル回しだったり、会場が一体になるあの感じも本当に良かったです。

さらにTwitterではライブ終了後に律儀に感想にリプ返しをしており、本当にファンを大切に、”シアワセ”にしようとしてるんだなぁと思って心があったかくなりました。

 

◆しあわせで始まりシアワセで終わる 〜まとめ〜

 

幸せ だけを祈って 陽だまりの場所
一緒に作っていこう

スタート曲『しあわせの場所』 より

シアワセのカタチはたくさんあるけれど
でもね1つだけ…想う人はいつでも同じで

ラスト曲『Wishing you』 より

 

今回Ducaさんのワンマンライブに初めて参加して、本当にしあわせな時間を過ごすことが出来ました。

本当にこのライブに行ってよかったというのと、開催してくれてありがとうという想いでいっぱいです。

アコースティックといういつもと違う形態のライブではありますが、コラボライブやメーカーライブでは表現することのできない、Ducaさん主体で作るライブというものを知ることが出来ましたし、ワンマンならではの良さというものをしっかりと体感することが出来ました。

このライブでDucaさんをもっと好きになり、もっと応援したいと思いましたし、
もちろん次のライブも絶対行こうと思いました。

そして来年はDucaさんのデビュー15周年(!)の年ということで、来年6月にアニバーサリーライブ『Duca LiveAlive Regression』が東京、そして大阪で開催されるという情報が出ています。大阪はDucaさん初ということで、大阪在住の私としては嬉しい限りです。

次はどんな世界を見せてくれるのでしょうか。今からとても楽しみです。

しかし15周年って本当にすごいですね。最近好きになった自分はまだまだ新参ですね…
知らない曲とかもまだまだあるので、もっと知っていきたいと思いました。

というわけで15周年アニバーサリーライブの詳細はこちら。

 Ducaさんの歌を聴いたこと無いよ!という人も十分楽しめると思うので、興味のある方はぜひチケットを手に入れて足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

「しあわせの場所」で始まり、「Wishing you」で終わる。

そんなしあわせで始まりシアワセで終わった
今回の『Duca LiveAlive one's future 〜Acoustic night〜』。

私もこのライブで得たものを道標に、幸せな未来を目指して頑張りたいと思いました。

 

ということで、これにて感想を終わりとします。

以上、鈴木ひじきでした!