なんか久々に記事を書きたくなったので。
現在世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっている。
今朝は国民的コメディアンの志村けんさんが亡くなったというショッキングなニュースも入ってきて更に悲しくなった。
ぼくは都区内在住だが、すでに近所で複数、新型コロナウイルス感染者が出ている。
その近所の案件は報道されているものもあれば、報道はされていないが集団感染がほぼ確実、と言われているものもあり、不安が拭えない。
その報道されていない件については話も大きくなっているし、区も本当なら本当、嘘なら嘘だと言ってほしいところである。
(まあ、もう1日60人以上感染者が出ている状況の今では、多分何区だろうが、何市だろうがあんまり関係なくなってきている気もするのだが)
さて、Twitterでおおっぴらに書くと政治系の人にエゴサされて突っ込まれそうなので(それはブログでも変わらないと思うのだけれど)、思っていることをブログにひっそり書きたいと思う。なお、ぼくは政治に詳しくないし思想とかも特にあまり持ってない、というのをご理解いただきたい。
で、語りたいのが外出自粛のことだ。
先日、小池都知事が週末に不要不急の外出を控えるよう呼びかけたのは記憶に新しいと思う。さらに、平日も極力外出を控えるように言っている。
で、Twitterを眺めてると、この「不要不急の外出」を歪んだ意味で捉えてる人がそこそこいるのが気になった。
正直あの都知事がどれくらい信じられるか、なんて人によるし、俺も信用してるかと言われると正直微妙なほうだ。
でも政治的な話を抜きにして、諸外国の状況をフラットに見ると笑えない状況になってるのは間違いないと思う。
現状は外に好きに出られて移動制限も特にないし、ウイルスも目に見えるわけではないから、あんまり実感が沸かないというのだとと思う。今のところ感染者も少ない?と言えるし。
でも、ここ数日の東京の感染者増加を見ていると、
諸外国の状況に日本がいつなってもおかしくないところまで来てる気がする。
で、そうなってしまうのを抑え込むためにアナウンスされた
「不要不急の外出」ってなんなんだろう、と自分なりに考えてみたけれど。
生活する上で必要な外出は必要なんだからそれは必要で良いんだと思う。
極端になる必要はないと思う。
テレワークが出来る職業なら良いが、そうではなくて現場に出向かないとできない仕事はたくさんあるわけで。(特にインフラ系や流通やスーパーなどは仮にロックダウンが発生しても動き続けることになるだろうから、頭が上がらない思いだ)
食料の調達や生活用品の調達だって生きていく上で必要だ。
じゃあ不要不急とはなんなんだ、という話だけど、
少しでも感染の可能性を減らすために、今必須ではない遊びや旅行を控えろと言ってるわけだ。
で、こうなるとなんで貴重な楽しみを奪われなきゃいけないんだ??と反発したくなると思う。
俺は若者だから、重症化する可能性は低い!大丈夫!出かけて遊ぼうぜ!
そう思うのもわからんでもない。俺も20代だし。楽しみ奪われて腹立ってるし。
でも楽しみを奪ってるのは別に国のせいではなく、
突如現れたわけのわからんウイルスだし、
若者の重症化する可能性が低いのは低いだけで0ではないし、
さらに感染力の強さから家族や友人、同僚、更には知らない人などに広げる危険性も大きい。
楽しみを奪われて辛いのは誰だって一緒なのだから、
自分はどうせ大丈夫だ!とか、うるせえ遊びてえから出かけるぞ!とか思わずに、
楽しい日々を取り戻せるように緊急事態の今、協力し合う時ではないのか?と思う。
これは率直に言って、この状況を楽観視している(ごく一部の)周りの人にも言いたい思いだ。
俺も旅行行きたい、カラオケ行って大声出したい、友人とはしゃぎたい、彼女と会いたい、ライブ行きたい、クラブイベントで騒ぎたい……もうここのところ毎日思っているけど、この思いから少しでも状況が良くなるなら、と今は我慢している。
ただもう一つの思いとして……正直、飲食、旅行、宿泊、レジャー、エンタメ業……等、客を相手にする仕事は、外出自粛なんてされたらたまったものではないと思う。
客が減ると金が入らない。金が入らなくなればいつか潰れる。当たり前のことだ。
だから、ぼくは国は外出自粛を要求しているのなら、国民全員に金配るなんかより、
こういう業界への補償をしっかりして欲しいと思ってる。
そうじゃないと表立って外出自粛しろとは強くぼくも言えない。
それで飯食ってる人に対して、死刑宣告してるのと変わらないから。
自分も旅行、ライブ、DJイベントが好きで通っていたから尚更そう思う。
本当に難しい話だ。どうしたらいいんだろうね。
なんて思う夜なのでした。
明けない夜はないとか言うけど、夜が明けるのはいつなのだろうか……
夜が明けたら、好きな人に会いに行こう。旅行へ行こう。カラオケ行こう。
その日のため、自分はとりあえず出来ることをする。生きよう。
みんなも自分の出来ることをやってほしい。
それでは。